結束バンドの各部分にはヘッドなどの名称がある

オーディオシステムやホームシアターなどで使われる多くのケーブルを束ねたり、アンテナやソーラーパネルから出ているケーブルを柱や壁に固定する時に使われるものと言えば、結束バンドがあります。

またDIYを楽しんでいる人なら、その他にも活用していることもあるでしょう。結束バンドはとても簡単に扱うことが出来、余分になったところを切り落とせば見た目も綺麗に仕上がります。ところで、この結束バンドは樹脂製で細長い棒状のものということでイメージしている人も多いかと思いますが、この小さいものにも色々な名称が付けられています。これを詳しく見ると、細長い棒の先には、立方体のようなものが付いてます。そしてもう片一方の先には何も付いていません。

ですが、少し細長くなっています。また正面からではなく、側面方向から見ると少しだけ角度が付き、折れ曲がっているのを見つけることが出来ます。その立方体のようなものの名称はヘッドです。そしてもう片一方の先端の名称はテールです。ではそれらの中間部分の名称は何かというとバンドです。バンド部分の表面には細かいギザギザが刻まれています。ヘッドには、小さな穴が開いており、テールを差し込むことが出来るようになってます。

どちらの方向からもテールを差し込めるのかというと、そうではなく先ほど書いた少し折れ曲がっている方向に曲げると穴にすんなりと入ります。テールの部分はスムーズに入りますが、バンドの部分に差し掛かると少し抵抗が出てきます。さらに引っ張ると連続的な音も鳴り出します。実は、ヘッドの中にはストッパーの役目を果たしている小さな突起があり、それがバンドに刻まれているギザギザに引っかかるようになっています。ギザギザと突起がかみ合うようになっており、後戻りが出来ません。ですので結束バンドは容易には抜くことが出来なっているのです。

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