凍結防止剤を使う地域では塩害に強い結束バンドを

DIYで結束バンドを使っていると言う人は多いと思います。

それを購入する時は、おそらく必要になる長さとか、好みの色、それに価格などで決めているかもしれません。家庭内で使う際には、特に過酷な環境になることはほとんど無いので、それでも大丈夫です。しっかりと束ねたり、固定出来さえすればそれで用は済みます。ところが屋外で使う場合はちょっと考えて結束バンドを選ばなければなりません。というのは屋外では過酷な環境になることがあるためです。例えば太陽光線に当たる場所もそれに該当します。

この太陽光の中には紫外線が含まれていることはみなさんご存知の通りです。紫外線は多くの樹脂製のものを劣化させます。身近な所だと、例えば洗濯ばさみを長年使っていると気付くと思いますが、次第に色があせて、触ると粉っぽくなり、ついには折れてしまったりもします。これは紫外線によることが多いです。一般的に結束バンドはナイロンで出来ています。ナイロンでも色んな種類があって紫外線で劣化しにくいものもあるのです。

そういった素材を使ったタイプも販売されています。ところで、塩害も樹脂製のものには過酷な環境と言えます。海の近くだと潮風に当たって劣化が早まります。ところが海の近くでなくても塩害になることがあるのです。それは凍結防止剤です。雪の多く降る地域だと凍結防止剤を路上に撒いてスリップしないようにすると思います。実はこの凍結防止剤には塩害となる成分が入っているのです。ですので、そういったものを撒く地域で屋外で結束バンドを使用する際は、塩害に耐えるタイプを使う必要があります。

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