結束バンドは産業から家庭まで幅広く使われておりますが、一般的にはケーブルを束ねる用途で使われるのがオーソドックスです。
もっとも配管を壁に吊り下げたり靴紐の代わりに使われたりする使い方もあります。他にも作品の製造に使われたり、使う人々によっては工夫次第ではユニークな使い方をすることもよく行われます。もっとも結束バンドは用途に合わせてサイズが豊富にある特徴を持ち、その単位にはmmを使って表示します。大抵の結束バンドは袋で販売されていますが、その袋の表示には幅×長さ×厚みの数値が記載されています。
すべてをmm単位で表現を行うことで、mm単位で幅広い用途にも使えるようにしているのも事実です。以前は製造するメーカー会社の名前で呼ばれてきましたが、製造メーカー同士の争いも行われていることも関係し、最終的には結束バンドという用いられる方で呼ぶのが定着しています。mm単位によるサイズを表記することが多いですが、他にもねじ止め式・マーカータイ・ステンレスバンドなどの種類も豊富になっています。
ねじ式の場合はケーブルを束ねておきながら、ねじを壁などに埋め込むことで支えることができるタイプで配線などでも用いられます。マーカータイプは、マーカーでケーブルの目印や行き先などを記載することができるような名札が付いているタイプです。ステンレスバンドは、腐食の激しい屋外などのシーンで用いることができたり、締付力が欲しい場合に使うことができる結束バンドになります。