結束バンドの概要と固定方法について

結束バンドはケーブルなどを束ねる際に用いる、プラスティック樹脂製やステンレス製の帯状の器具です。

結束バンドの種類としては壁などに固定するために用いるネジ式、束ねたあとに書き込むスペースのあるマーカータイ、耐熱性、耐薬製、耐候性などに優れたテフゼル製、地下に埋める際などに用いるステンレス製のものなどが有ります。これらの結束バンドを、使用する際の温度や屋内外などの環境、固定する物のサイズなどに合わせて使い分けます。価格が非常に安価なため工事現場だけで無く家庭内でも使用され、工具などの専門店の他に家庭用としてホームセンターや100円均一ショップでも販売されています。

結束バンドはギザギザの帯部分のストラップとギザギザの無い差し込み部分のテール、固定のための爪が付いたヘッドの3つから構成されています。ケーブルや配線などを一まとめにし、周囲をストラップで囲み、テールをヘッドへ差し込み絞る事で容易に束ねることが出来ます。

一度はめてしまうとニッパーなどで切断するしか外す方法は有りませんが、非常に強い結束力があり、安全性が高いです。工事現場では主に配線材料として利用されています。家庭内ではケーブルなどの結束に用いるだけで無く、ストラップとヘッドを互い違いに結合させることで環を作り、物を吊したり収納スペースを作ることも可能です。その他にも簡単なDIYによりいろいろな物を作る際の結合材としての利用も可能です。

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